社労士試験受験記①~きっかけは職場復帰~
北海道は雪景色~急に冬です。
寒暖差が激しすぎて
いろんなところにガタがきてます。
さて、今回から受験記です。
私がなぜ社労士試験に挑戦することにしたのか、について書きたいと思います。
令和3年4月。育休を終え、職場復帰。
当時市役所に勤めており、
組織では異例の『育休中の人事異動』で、復帰先は新しい配属先の部署・市民課(保険や医療給付担当)でした。
と言っても、入庁して最初の配属が市民課(戸籍・住民登録・年金担当)だったので、古巣に戻ったような感覚で、
そして窓口対応業務も好きなほうだったので、楽しく張り切って職場復帰をスタートさせました。
そんななか機構改革が行われ、年金業務が私のいる係にくっつくこととなりました。
以前、1年程度ですが年金を担当していたことがあり、
ほかの係員も「経験者がいるから安心!」という空気で、年金業務を引き受けることになりました。
しかし…そんな「経験者」の私が担当していた時代(平成25年度頃)というのは…
国民年金の産前産後免除制度はなく、
「後納」という制度があり、
老齢年金の受給資格期間は25年、
老齢厚生年金の受給開始年齢の引き上げは始まったばかり、
というほど昔のこと。
つまり、制度も手続きもほぼ違い、経験はあてになりません。
さらに出産と育児を経て記憶なんて吹っ飛んでいます。
そこで「経験者がいるから安心!!」のプレッシャー。
・・・
私は、期待されると、張り切って頑張るタイプです。
主務担当の業務と並行して年金の勉強もすることにしました。(だって「教えて」って聞かれたら困るから!)
市役所の、特に一般事務職は、
人事異動すると、
「はい!4月1日から、年金の担当!」といった感じで、
前任者がみっちり教えてくれるわけでもなく、いきなりその業務の責任者になって市民対応しないといけない、ということが往々にしてあります。
業務に対しての研修とか教育の体制がしっかりあるわけではないので、
それこそ個人の勉強ややる気、努力次第という感じです。
とにかくたくさん制度や法令を頭にいれて、
窓口対応のスピードと接客の満足度が上げて、仕事を終わらせて、定時で子どものお迎えに行くのが、当時の私の仕事のやり方でした。
年金を学習するにあたり、
最初は国民年金法の条文をとにかく読みまくったり、
国民年金事務の手引書をよんでいたのですが、いまいちしっくりこないまま、8か月が過ぎたころ。
令和4年1月。
私は、新年の目標とかを考えるタイプです。
ワーママとしてのリズムにも慣れはじめ、子育てもいいけどやっぱり仕事も楽しいし、もっと勉強したい!ついでに資格とかチャレンジしたいかも~!という思いから、
ちょうど勉強中の国民年金に引っかけて、
「社労士の勉強をしてみよう」と思い立ちました。
今思うと、ぜんぜん「ついでに」とか考えるレベルの資格じゃなかったのですが、
このとき、軽はずみな思い付きでも、
決断して良かったなと、今でも思っています。
こうして、子育て・仕事・勉強漬けの毎日が幕を開けました。
~つづく!~